おくともこ WALKING SCHOOL
きっかけ
今までカルチャースクールを中心に活動をしてきたのですが、グループレッスンが中心でした。
これからは一人ひとりに合わせたプライベートレッスンを中心にしていきたいのですが、何から始めたらよいかわからないんです…
– 奥 智子 さん
提案
まずは、どういうお客様をこれからのお客様にしたいのか?
お客様にどうなっていただきたいのか?
そこにどういうサービスを提供すればいいのか?
いろいろ手を付ける前に、まずは基本に立ち返るところから一緒に始めましょう。
– アスタリズム 仲村
制作現場のウラガワ
ヒアリングメモから
元々、ネイルやヘアメイクなど、女性が美しくあるための仕事に携わってきた奥さん。
しかし、仕事がら長時間不自然な姿勢で業務をしていたことが原因で体調を崩す。それをきっかけに、外側よりも内側から自分を変えていくことが大事だと気づいた。
そのためには解剖学・運動学の観点を交え、「正しいカラダの使い方」を理解し「動ける体を作る」ことが本当に必要なことだと考え、独自のウォーキングメソッド『美 Style Walk®』を考案した。
グループレッスンでは、どうしても一人ひとりに合わせたプログラムが提供できないので、プライベートレッスンに切り替えてしっかりとお客様に最適なレッスンをしていきたい。
「綺麗に歩く」だと「モデル向けのウォーキングレッスン」と思われがちだがそうではない事をしっかり伝えていきたい。
企画メモから
- 自分の実体験もとに、解剖学・運動学といった学問を背景にしたウォーキングメソッドは類を見ない。
- 「綺麗に歩ける=自分の体をしっかりと理解できている」プライベートレッスンなので、女性インストラクターが女性専門で教えることはお客様にとって安心感がとてもある。これらを中心に構築するのが良い。
- 個人を中心にレッスンを募集するのであれば、スマホでもちゃんと見れるWEBサイト、フライヤー、名刺から宣伝活動をはじめるのが最適。
リブランディング
プライベートレッスン・パーソナルレッスンでは、インストラクターがどういう人なのかをしっかり伝えることが必要。
さらに、『美 Style Walk®』だけでは、ウォーキングレッスンであることも伝わりにくい。
「この人が責任を持って教えてくれる」を打ち出すために「おくともこ WALKING SCHOOL」に名称を変更する。
制作物メモ
文字情報より写真で伝えるほうが向いているプロジェクトのため、写真はコンセプトを持ってしっかりと撮影する。
フライヤーは、手に取りやすく持ち帰りやすい「ハガキサイズ」で制作。
情報を絞り、詳細はWEBを見てもらい、そのままお問い合わせに繋げる動線設計にした。
スマホでWEBを見る人がほとんどの時代になったため、レスポンシブデザインで制作をする。
情報発信の場として、公式ブログを活用できるように、クライアントが自分で記事を投稿できるWEBシステム(WordPress)を導入する。
月会費制を実現するためにpaypalを使った月額利用システムを導入。
これにより集金業務がなくなりインストラクター業務に専念できるようになった。
PRコンサルティング
公式ブログで書く内容とは別に、想定顧客である40代~の女性に知ってもらうためSNSを利用することを提案。
Facebookでは奥智子さん個人がどういう人なのかを知ってもらう投稿を。
Instagramでは、どんなレッスンをやっているのか?受けている人はどんな人なのか?がわかる投稿を。
CATEGORIES
CLIENT
ART DIRECTOR / DESIGNER
佐藤 圭一
PHOTOGRAPHER
木村 華子
CONSULTANT / PLANNER / WRITER
仲村 尚史
YEAR
2018