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仕事のウラガワ

奈良のベーグル専門店 LoL キッチンカー

きっかけ

今度、大阪 なんばパークスに出店するんです。
しかも「牽引トレーラタイプ」というとても珍しい種類のキッチンカーが店舗なんです。
香芝本店とは客層も違ってくるので、若い層にリーチできるような販促ツール一式が欲しいのですがお願いできますか?
– LoL 花田オーナー

提案

キッチンカーというと目立ってなんぼだと思われがちですが、これまで香芝本店で培ってきたブランドイメージを大切にし、出城として機能するような販促ツールを作る方針で進めてみるのはどうでしょうか。
– アスタリズム 仲村


制作現場のウラガワ

ヒアリングメモから

ターゲットとするお客様は従業員(出勤前・ランチタイム)、一般客(20~40代、ランチタイム・夕方)、学生(夕方)の女性もしくはカップルを想定している。
LoLの主力商品であるボリューミーな「ベーグルサンド」を、キッチンカーでもメインに据えたい。
イベントなどに出展することもあるので、両側を使えるほうが良い。
海外からのお客様も多い土地なので、メニューなどの販促ツールは英語表記は最低でもほしい。
将来的にSNSの活用やスタンプカードなどを用意し、リピーターを中心にファンを増やすことをしていきたい。

企画メモから

  • 奈良から大阪へ進出するので、「奈良のベーグル専門店」を売り文句にしていくのはどうだろうか?
    奈良から大阪に出てくるほど魅力がありファンが付いている「ベーグル専門店」であれば集客効果が上がるのではないだろうか?
  • キッチンカーは丸みのあるガワなので、その可愛らしさを活かし、おしゃれなカフェを演出できる設計にする。
  • 対面販売(調理も含む)なので、スタッフの魅力が伝えることがファンを増やすためには重要。また、新メニューを随時提供する計画もあるのでメニューなどはクライアント側で更新できるものが良いのではないだろうか。

制作物メモ

「奈良のベーグル専門店」を活かすために、従来のロゴを少し変更。

キッチンカーは主張の強すぎないツートンカラーで構成し、どの面にも必ずLoLのロゴと「奈良のベーグル専門店」を入れる。
開店時には2面が開放されるので、開放した状態で路面店で言う側面看板の役割を窓やドアに持たせる。

小物配置
両面で同じ情報(グランドメニュー)が必ず見れるようにレイアウト。
また、黒板と同じ素材をメニューボードに使うことで、スタッフが随時更新できるようにしていく。

ショップカード
Instagramを中心にSNS展開を考えているためショップカードにはお店のWEBなどではなく、InstagramのQRコードを掲載。

CATEGORIES

Design, Planning

CLIENT

奈良のベーグル専門店 LoL

ART DIRECTOR / DESIGNER

佐藤 圭一

PRODUCER / PLANNER / PHOTOGRAPHER

仲村 尚史

YEAR

2019